Javaプログラマ資格(SJC-P)の種類と受験料(2012年版)
Javaプログラマ資格の種類は現在はSJC-A,SJC-P5.0,SJC-P6.0,の3種類があり、
SJC-Aはアソシエイツ試験と呼ばれ、Javaの基本的な知識が主となりたとえば人材派遣の営業職の人がJavaについて概要をしっておきたいなどの時に取得するような簡素な資格です。
SJC-Pはプログラマ向けの資格でオブジェクト指向や参照・ジェネリクスなどJavaでコーディングする知識を問われます。
現状は主に下記3種類となります。
[Java SE5,SE6 認定資格]
■SJC-A(Javaアソシエイツ)
受験前提条件 : なし
認定対象試験 : 1Z0-850
受験前提条件 : なし
認定対象試験 : 1Z0-850
試験時間 : 115分
受験料 : 32,600円
問題数 : 51問
問題形式 : 選択問題
合格ライン : 68%以上
■SJC-P(6.0)
受験前提条件 : なし
認定対象試験 : 1Z0-851
試験時間 : 150分
受験料 : 32,600円
問題数 : 60問
問題形式 : 選択問題
合格ライン : 61%以上
■SJC-P(5.0)
受験前提条件 : なし
認定対象試験 : 1Z0-853
試験時間 : 150分
受験料 : 32,600円
問題数 : 60問
問題形式 : 選択問題
合格ライン : 70%以上
2012年秋以降はJavaSE7向けの試験も予定されており下記のようになります。(まだ未定の分も多いです)
[Java SE7 認定資格]
■Java SE7 Bronze(2012年秋以降、日本語版正式リリース予定)
受験前提条件 : なし
認定対象試験 : 1Z0-802
試験時間 : 150分
受験料 : 5,400円
問題数 : 156問
問題形式 : 選択問題
合格ライン : 現在ベータ試験のため未定
■Java SE7 Silver Programer1(2012年冬以降)
受験前提条件 : なし
認定対象試験 : 1Z0-803
試験時間 : 150分
受験料 : 32,600円
問題数 : 90問
問題形式 : 選択問題
合格ライン : 75%(変更の可能性あり)
■Java SE7 Gold Programer2(2012年冬以降)
受験前提条件 : SE7 Silver or SJC-P
認定対象試験 : 1Z0-804
試験時間 : 未定
受験料 : 32,600円
問題数 : 未定
問題形式 : 選択問題
合格ライン : 未定
Oracle社になっただけにオラクルマスターにかぶれたのかBronze,Silver,Goldなどのランクが新たに新設されています。
すでに英語では試験が提供されているようですが、日本語試験の導入は2012年の秋以降ぐらいに順次予定されています。
Bronzeはかなり入門的な内容らしく、Java経験者なら受験の必要もないぐらいのレベルかと思われます。
オラクルマスターと違っていきなりSilverからの受験も可能なようなので初心者以外はSilverからの受験となるでしょう。(Goldの受験にはSilverまたはSJC-Pが必要です。)
いままでSJC-P6.0やSJC-P5.0を取得していた方はどうなるのかというとSJC-P(SE7)へのアップグレード試験が用意されているようです。
すでにSJC-P(SE6 or SE5)を持っている方はSE7アップグレード試験 or SE7 Goldに合格するとSJC-P(SE7)のGoldとして認定されるようです。
すでにSJC-Pを持ってる方はアップグレードとSE7 Goldの本試験のどちらを受けるかですが今までのアップグレード試験と同様にアップグレード試験は新範囲の問題が中心で問題数が少し少なく、本試験はバランスよく問題が出題されるようになるのでしょうか。(問題数等はまだ未定です。)
SE7Goldの難易度ですが既存のSJC-P6.0などがSE7 Goldに匹敵する難易度かというとそうではなく、公式サイトをみたところSJC-P6.0はSilverよりは難しいけどGoldよりは低いぐらいの位置づけのよう。
Bronze < SJC-A < Silver < SJC-P(6.0,5.0) < Gold
ぐらいの感じだと思います。(憶測ですが)
SE7系試験からはプログラミングスキル以外にも「さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も評価」とかかれているので試験範囲はいままでよりかなり広がっていると予想されます。(NIOやコアAPIへの知識も問われるようです。)
公式サイトでのJavaSE7試験関連の情報はこちらから