登録販売者試験の合格基準・足切りラインを解説【2026年版】科目別の最低点数とは
最終更新日:2026-05-18
「どの科目で何点取ればいいの?」——登録販売者試験で意外と知られていないのが、合格には総得点だけでなく科目ごとの足切りがあるという点です。
全体で84点取っても、1つの章で足切りになれば不合格です。仕組みを正確に理解してから対策しましょう。
ポイントまとめ
- 合格ライン:総得点84点以上(120問中70%)
- 足切りライン:各章ごとに出題数の35%以上が必須
- 第3章40問の足切りは14問以上(難関)
- 1章でも足切りになれば総得点に関わらず不合格
登録販売者試験の合格基準
登録販売者試験の合格基準は全国共通で、次の2つの条件を同時に満たす必要があります。
条件①:総得点が70%以上
| 試験問題数 | 合格に必要な最低点 |
|---|---|
| 120問 | 84点以上 |
条件②:各章ごとに35%以上
試験は5章構成で、どの章も35%未満だと不合格になります(足切り)。
| 章 | 出題数 | 足切りライン(35%) | 目標ライン(70%) |
|---|---|---|---|
| 第1章:医薬品の基礎知識 | 20問 | 7問以上 | 14問以上 |
| 第2章:人体の働きと医薬品 | 20問 | 7問以上 | 14問以上 |
| 第3章:主な医薬品とその作用 | 40問 | 14問以上 | 28問以上 |
| 第4章:薬事関係法規 | 20問 | 7問以上 | 14問以上 |
| 第5章:適正使用・安全対策 | 20問 | 7問以上 | 14問以上 |
重要:合格基準は各都道府県・実施ブロックが公表しています。上記は全国標準の目安です。受験するブロックの受験案内で必ず確認してください。
足切りの仕組みを具体例で理解する
たとえば次のケースを見てください。
【不合格の例】
| 章 | 得点 | 判定 |
|---|---|---|
| 第1章 | 16/20 | ○ |
| 第2章 | 15/20 | ○ |
| 第3章 | 6/40 | × 足切り |
| 第4章 | 18/20 | ○ |
| 第5章 | 17/20 | ○ |
| 合計 | 72/120(60%) | 不合格 |
総得点72点で70%に届いていない上、第3章が足切りラインを大きく下回っています。
【別パターン:惜しい不合格】
| 章 | 得点 | 判定 |
|---|---|---|
| 第1章 | 16/20 | ○ |
| 第2章 | 15/20 | ○ |
| 第3章 | 13/40 | × 足切り |
| 第4章 | 18/20 | ○ |
| 第5章 | 17/20 | ○ |
| 合計 | 79/120(65.8%) | 不合格 |
総得点79点と惜しい結果でも、第3章が14問(35%)に1問届かず不合格です。第3章の足切り(14問)は最も陥りやすい罠です。
なぜ第3章の足切りが危険なのか
第3章「主な医薬品とその作用」は40問で全体の3分の1を占めます。足切りラインは14問と数字だけ見ると低く感じますが、次の理由から油断できません。
- 成分名の暗記量が圧倒的に多い(カタカナ・漢字・英字が混在)
- 1問の中に複数の成分が登場し、正確な識別が必要
- 似た名前の成分が多く、混同しやすい
第3章を後回しにしてしまい、直前に間に合わず足切りになるケースが毎年発生しています。
足切りを避けるための学習戦略
第3章は最優先・最速着手
勉強を始めたら、最初に第3章に時間を割り当てましょう。全体の40〜50%の学習時間を第3章に投資することが合格の王道です。
全科目で「足切り回避ライン(40%以上)」を目標にする
35%は最低ラインです。余裕をもって各章40〜50%以上を目標に設定するのが安全です。1問のミスで足切りになるリスクを下げられます。
科目別の過去問を繰り返す
各章のミニテスト・過去問を科目ごとに解く習慣をつけましょう。「この章は何点取れているか」を定期的に確認することで、足切りリスクを早期に発見できます。
足切り制度が意味するのは「全科目を満遍なく学習する必要がある」ということです。得意科目で稼いで苦手科目をカバーする戦略は通用しません。逆に言えば、全科目で40〜50%を目指すバランス学習が最も合格に近い戦略です。特に、第3章は得点源にもなりうるため、「足切り回避」ではなく「第3章で高得点を取る」という攻めの発想に転換することで、総得点も大きく伸びます。
よくある質問
足切りのラインは都道府県によって違いますか?
基本的な合格基準(総得点70%・各章35%以上)は全国共通ですが、実施ブロックによって若干の差異が生じる場合があります。受験するブロックの公式受験案内で確認することをおすすめします。
合格点は毎年変わりますか?
登録販売者試験は相対評価ではなく絶対評価です。「上位◯%が合格」ではなく、「84点以上かつ各章35%以上」が合格条件として固定されています。問題の難易度によって合格率が変動します。
1問は何点ですか?
登録販売者試験は全問1点均等配点です。合計120問・120点満点で、84点以上が合格ラインです。
関連記事
まとめ
登録販売者試験の合格には2つの条件があります。
- 総得点 84点以上(120問中70%)
- 各章ごとに35%以上(第3章は14問以上が必須)
特に第3章は40問と出題数が多く、足切りになりやすい最大の難関です。勉強開始時から第3章に優先的に時間を投資し、全科目でバランスよく得点できる準備を進めましょう。
通信講座を使うと、弱点科目の自動検出・反復問題演習機能で足切りリスクを効率よく下げられます。
※本リンクはアフィリエイト広告を含みます
※本リンクはアフィリエイト広告を含みます
試験の難易度・必要な勉強時間もあわせて確認しておくと、学習計画が立てやすくなります。 ※本記事のリンクにはアフィリエイト広告が含まれます。情報は2026年5月現在のものです。最新情報は各都道府県の公式発表でご確認ください。
