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登録販売者 第3章の攻略法|主な医薬品とその作用の覚え方・勉強法【2026年】

最終更新日:2026-05-17

登録販売者試験で最難関の第3章「主な医薬品とその作用」の攻略法を解説。全120問中40問(33%)を占めるこの章を効率よく攻略する暗記法・勉強の順序・よくある失敗パターンをまとめました。

登録販売者試験の受験生が最も苦労する章が、第3章「主な医薬品とその作用」です。

全120問中40問を占め、試験全体の**約33%**がこの1章から出題されます。かぜ薬・解熱鎮痛薬・胃腸薬・漢方薬など、大量の成分名とその作用・副作用・禁忌を覚えなければなりません。第3章で点数が取れないと、他の章を完璧にしても合格できない構造になっています。

この記事では、第3章の効果的な攻略ステップと、やってはいけない勉強パターンをまとめました。

登録販売者試験テキストと成分表を広げて勉強している様子。第3章の成分暗記は反復学習が合格の鍵

ポイントまとめ

  • 第3章の出題数:**40問(全体の約33%)**で最多出題
  • 攻略の核心:成分・作用・副作用・禁忌をセットで暗記する
  • 学習時間の配分:全体の40〜50%を第3章に投資する
  • 漢方薬は「体力の程度」と「適応症状」をセットで覚える
  • 過去問は1カテゴリ終えるたびに解く(読むだけはNG)

第3章はなぜそんなに難しいのか?

第3章の難しさの本質は「暗記量の多さ」です。厚生労働省の試験問題作成に関する手引きによると、第3章の対象成分は100種類を超えます。しかも単に成分名を覚えるだけでは不十分で、**作用・副作用・禁忌(使ってはいけない人)**を組み合わせた形で出題されます。

第3章の出題数と全体における位置づけ

正式名称出題数全体の割合
第1章医薬品に共通する特性と基本的な知識20問約17%
第2章人体の働きと医薬品20問約17%
第3章主な医薬品とその作用40問約33%
第4章薬事関係法規・制度20問約17%
第5章医薬品の適正使用・安全対策20問約17%

第3章だけで他の4章分と同じ出題数があります。合格ラインは総得点70%以上かつ各章35〜40%以上の正答が必要です(都道府県による)。第3章で大きく崩れると、他の章で挽回できません。

第3章に含まれる主なカテゴリ

第3章をざっくり把握しておくと、学習計画が立てやすくなります。主なカテゴリは以下のとおりです。

  • かぜ薬(総合感冒薬)
  • 解熱鎮痛薬
  • 眠気防止薬・鎮静薬
  • 胃腸薬・整腸薬・止瀉薬
  • 浣腸薬・駆虫薬
  • 強心薬・高コレステロール改善薬
  • 外用薬(目薬・点鼻薬・皮膚薬など)
  • 漢方薬・生薬

カテゴリ数だけで10以上あります。それぞれに複数の成分が含まれるため、全体の暗記量は相当なものです。

試験科目の詳細・各章の出題傾向はこちらでまとめています。


成分×作用×副作用のセット暗記が正解な理由

第3章の試験問題を見ると、「イブプロフェンについて正しいものはどれか」という形式ではなく、「次の成分のうち、胃への刺激が少なく空腹時に服用できるものはどれか」という形で出題されます。つまり、成分名だけを単体で覚えても試験には対応できません

たとえばイブプロフェンで覚えるべきことは以下のセットです。

覚える項目内容
分類解熱鎮痛成分(非ステロイド系)
主な作用解熱・鎮痛・抗炎症
副作用胃腸障害・アレルギー
禁忌15歳未満の小児・妊婦(特に出産予定日12週以内)
特徴アスピリンより胃への刺激が少ない

この「5点セット」で覚えると、どの角度から問われても答えられます。成分名だけを単体で暗記すると、副作用や禁忌を問われたときに対応できません。これがバラバラ暗記が失敗する根本原因です。


第3章の攻略ステップ

Step 1:カテゴリ別に攻略する順番を決める

最初に全カテゴリを並列で進めようとすると混乱します。出題数の多い順、かつ理解しやすい順に進めるのが効率的です。

推奨する攻略順

  1. かぜ薬(総合感冒薬)
  2. 解熱鎮痛薬
  3. 胃腸薬・整腸薬
  4. 眠気防止薬・鎮静薬・かぜ薬との関連成分
  5. 漢方薬・生薬
  6. 外用薬・その他

かぜ薬から始める理由は、アスピリン・イブプロフェン・アセトアミノフェンなど複数のカテゴリと重複する成分が含まれているためです。最初に覚えると後の学習がスムーズになります。

Step 2:禁忌(使ってはいけない人)を最優先で覚える

試験では「禁忌」に関する問題が頻出です。「次の成分のうち、小児に使用できないものはどれか」「妊婦が服用を避けるべき成分はどれか」という形で毎年出題されます。

頻出の禁忌パターン

成分名禁忌
アスピリン(アセチルサリチル酸)15歳未満の小児・インフルエンザ時(ライ症候群のリスク)
イブプロフェン15歳未満の小児・妊婦(出産予定日12週以内)
ロペラミド2歳未満の乳幼児・発熱を伴う下痢
センナ・大黄(だいおう)授乳中の女性(母乳への移行)

禁忌を先に覚えると、「なぜこの人に使えないのか」という理由(副作用)とセットで記憶に残りやすくなります。

Step 3:1カテゴリ終えたら必ず過去問を解く

テキストを読んだだけでは記憶に定着しません。かぜ薬の章を読み終えたら、すぐにかぜ薬に関する過去問を5〜10問解く習慣を作りましょう。

「読む→解く→見直す」のサイクルが記憶定着の鍵です。解いた後に「なぜ間違えたか」を確認することで、成分×副作用×禁忌のセットが強化されます。

都道府県のウェブサイトから過去問を無料でダウンロードできます。少なくとも受験予定の都道府県の過去3年分は解いておきましょう。

効率的な勉強時間の使い方・全体スケジュールもあわせて確認してください。

Step 4:漢方薬は「体力の程度」と「適応症状」をセットで

漢方薬は多くの受験生が後回しにしがちですが、出題数は無視できません。漢方薬の覚え方にはコツがあります。

漢方薬の3点セット暗記

漢方薬名体力の程度主な適応症状
葛根湯(かっこんとう)比較的体力ありかぜの初期・肩こり・筋肉痛
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)体力中程度以下水様性の鼻水・くしゃみ・アレルギー性鼻炎
大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)体力に関わらず便秘
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)体力に関わらずこむら返り・筋肉のけいれん
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)体力充実肥満・便秘・のぼせ

「体力の程度」は試験でよく問われます。「比較的体力あり」「体力中程度以下」「体力に関わらず」の3分類を意識して覚えましょう。


医薬品の成分表と暗記カードを使って学習している様子。成分・作用・副作用のセット暗記が第3章攻略の基本

よくある失敗パターンと対策

失敗①:テキストを読むだけで問題を解かない

第3章は「わかった気になる」落とし穴が多い章です。成分名を読んで「なんとなく覚えた」と感じても、実際に問題を解くと答えられないことがほとんどです。

**対策:1カテゴリ読んだら必ず問題を解く。**読む時間と問題演習の時間を1:1の比率にすることを目標にしてください。

失敗②:第3章を最初から全力で取り組んで挫折する

いきなり第3章から始めると、膨大な暗記量に圧倒されて挫折します。第1章・第2章で医薬品の基礎知識(体への吸収・副作用のメカニズム等)を先に理解してから第3章に入ると、成分の作用を理解しながら覚えられます。

**対策:第1・2章で基礎を固めてから第3章に入る。**第3章への準備時間は無駄ではありません。

失敗③:全成分を均等に覚えようとする

100種類以上の成分を均等に覚えようとすると時間が足りません。試験では「頻出成分」と「ほとんど出ない成分」が明確に分かれています。

**対策:過去問に出てくる成分を優先する。**受験予定の都道府県の過去問3〜5年分を見ると、繰り返し出題される成分パターンが見えてきます。

第3章の学習でつまずく受験生に共通しているのは、「成分名を見たことがある」状態で満足してしまうことです。試験では成分名を「選ばせる」のではなく「正誤を判定させる」形式がほとんどです。「アスピリンには解熱作用がある」が正しいとわかっても、「アスピリンは小児に使用できる」が誤りとすぐ判断できなければ得点になりません。禁忌と副作用を先に覚える順序が、この判断速度を大きく上げます。


第3章の学習に通信講座が効果的な理由

第3章の成分暗記は、繰り返しの回数が定着度に比例します。通信講座のスマホアプリは「間違えた問題だけを自動で再出題する機能」を持っており、効率的に苦手成分を潰せます。

フォーサイトの登録販売者講座は第3章の成分をカテゴリ別に整理したテキストと動画講義が充実しており、視覚的に記憶に残りやすい構成です。スタディングはスマホ完結で、通勤時間に第3章の成分暗記を進めるのに向いています。

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3ヶ月で合格を目指すスケジュールも参考にしてください。


よくある質問

第3章だけで何時間くらいかかりますか?

学習スタイルにより差はありますが、独学の場合は100〜150時間が目安です。全体の推奨学習時間250〜400時間のうち、40〜50%を第3章に充てる計算です(勉強時間の詳細参照)。通信講座を使うと、試験に出る成分に絞った学習ができるため、同じ時間でより高い定着率が得られます。

漢方薬は何種類くらい覚えればいいですか?

試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省)に記載されている漢方薬は40種類以上ありますが、過去問に繰り返し登場するのは15〜20種類程度です。葛根湯・小青竜湯・大黄甘草湯・防風通聖散・麻黄湯などの頻出処方から優先的に覚えましょう。すべてを均等に覚えようとすると時間が足りなくなります。

成分名の暗記にゴロ合わせは有効ですか?

有効です。ただし「成分名だけのゴロ合わせ」には注意が必要です。成分名を思い出せても、作用・副作用・禁忌がセットで出てこないと得点につながりません。ゴロ合わせを使うなら、「成分名+禁忌」や「成分名+特徴的な副作用」をセットにしたゴロにすることをおすすめします。


まとめ:第3章は「セット暗記×カテゴリ順×過去問連動」で攻略する

第3章の攻略は、やり方さえ正しければ確実に点数を積み上げられます。

第3章攻略の3つの原則

  1. 成分×作用×副作用×禁忌のセットで暗記する(単独暗記はNG)
  2. カテゴリ順に攻略し、1カテゴリ終えたら即過去問演習
  3. 禁忌と漢方薬は早めに着手し、繰り返し回数を確保する

全体の勉強時間の半分近くを第3章に投資することをためらわないでください。第3章で8割取れれば、合格ラインはグッと近くなります。まず最初のカテゴリ「かぜ薬」の成分5〜6種類を、今日セット暗記で覚えてみましょう。

通信講座の選び方・ランキングはこちらでまとめています。

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※本記事のリンクにはアフィリエイト広告が含まれます。情報は2026年5月現在のものです。最新情報は厚生労働省および各都道府県の公式発表でご確認ください。

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