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登録販売者 薬事法規(第4・5章)の勉強法|出題傾向と効率的な攻略法【2026年】

最終更新日:2026-05-17

登録販売者試験の薬事法規(第4章・第5章)の勉強法を解説。出題数・頻出テーマ・暗記のコツ紹介。条文の丸暗記は不要、理解ベースで効率よく得点を稼ぐ方法を伝えます。

「法律の勉強」と聞くと、条文を丸暗記しなければいけないイメージがありませんか。でも、登録販売者試験の第4章・第5章は、条文を一字一句覚えるより「なぜそのルールがあるのか」を理解するほうが、はるかに点が取りやすい分野です。

第4章と第5章は合計40問。全体の33%を占める大きな得点源です。理解ベースの勉強法で効率よく攻略しましょう。

試験の出題科目・配点の全体像

登録販売者試験の薬事法規テキストと六法を並べた学習デスク。第4章・第5章は理解重視で攻略できる

ポイントまとめ

  • 第4章(薬事関連法規)+第5章(適正使用・安全対策)で合計40問出題
  • 条文の丸暗記は不要。「登録販売者の業務範囲」と「副作用フロー」の理解が核心
  • 第4章は「医薬品の分類と販売ルール」、第5章は「誰が・何を・いつ報告するか」で整理
  • 暗記量は第3章より少なく、第3章攻略と組み合わせると効率が上がる

第4章・第5章はどんな内容?出題数と難易度を確認する

第4章と第5章は、それぞれ全120問中20問ずつが出題されます(厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き」)。合計40問は第3章と並ぶボリュームで、ここで高得点を取れるかどうかが合否に直結します。

第4章は医薬品医療機器等法(薬機法)を中心とした「制度と分類」の理解が求められる内容です。第5章は医薬品の副作用報告や安全対策が中心で、「誰が・何を・いつ動くか」というフローで整理すると覚えやすい構成になっています。

正式名称出題数難易度の目安
第4章薬事関連法規・制度20問中(理解で対応可)
第5章医薬品の適正使用・安全対策20問中(フロー整理で対応可)

第3章(40問)と比べると1問あたりの暗記量は少なく、正確に理解できれば得点率8割以上を狙える分野です。試験科目・出題数まとめに全章の比較を掲載しています。


第4章の頻出テーマと攻略法

医薬品の分類と販売ルールを軸に整理する

第4章で最も出題が多いテーマが「医薬品の分類」です。第1類・第2類・第3類・要指導医薬品の区分と、それぞれの販売ルールがセットで問われます(厚生労働省「医薬品医療機器等法」第36条の3〜5)。

「登録販売者が販売できるか・できないか」という観点で整理すると、バラバラな知識が一本の軸でつながります。

医薬品の分類ごとの販売ルール(第4章の核心)

分類販売担当者情報提供陳列ルール
要指導医薬品薬剤師のみ対面・書面交付が必須鍵付きケースまたは7m以内
第1類医薬品薬剤師のみ書面による情報提供が必須薬剤師が管理する区域
第2類医薬品登録販売者も可努力義務区別して陳列
第3類医薬品登録販売者も可法律上の義務なし規定なし

薬事法規は「登録販売者という資格がなぜ存在するか」を定めた法律そのものです。仕事の場面を想像しながら読むと、条文の意味が体感として理解でき、暗記の定着速度が上がります。「なぜ第1類は薬剤師だけなのか」「なぜ要指導医薬品は対面販売なのか」と問いを立てながら読む習慣が、得点につながります。

薬局と店舗販売業の違いをおさえる

登録販売者試験では「薬局」と「店舗販売業」の違いがよく問われます。薬局は薬剤師が調剤できる施設。店舗販売業は調剤ができず、OTC医薬品の販売に限られます。この区別は定義を一度正確に理解すれば、応用問題にも対応できます。

第3章の攻略法と学習順序

添付文書の記載事項は「項目名+内容」でセット暗記

添付文書の記載事項は「何が書かれているか」だけでなく「なぜその記載が義務づけられているか」まで理解すると正誤問題で迷わなくなります。「使用上の注意」「効能・効果」「用法・用量」の3項目は出題頻度が特に高いです。


第5章の頻出テーマと攻略法

副作用報告は「誰が・いつ・どこに」で整理する

第5章で最も重要なテーマが副作用報告の仕組みです。医薬品医療機器等法では、製造販売業者・薬局・医療機関それぞれに報告義務が定められています(医薬品医療機器等法第68条の10)。

報告先はPMDA(医薬品医療機器総合機構)か厚生労働大臣かで混乱しやすいポイントです。フロー図で整理すると記憶の混乱を防げます。

副作用報告の主な仕組み

報告義務者報告内容報告先
製造販売業者副作用・感染症の情報厚生労働大臣(PMDAを経由)
薬局・医療機関副作用と疑われる症例厚生労働大臣
消費者副作用の相談PMDAの窓口(義務ではなく任意)

医薬品副作用被害救済制度の仕組みをおさえる

PMDA(医薬品医療機器総合機構)が運営する医薬品副作用被害救済制度は、正しく使用したにもかかわらず副作用で健康被害を受けた場合に給付を受けられる制度です(PMDA公式サイト)。

「救済の対象になるもの・ならないもの」の区別が出題ポイントです。抗がん剤・免疫抑制剤などは給付対象外という例外も覚えておきましょう。

副作用報告フロー(医薬品医療機器等法第68条の10)製造販売業者(医薬品メーカー)薬局・医療機関(薬剤師・医師等)副作用情報の報告厚生労働大臣(行政対応・規制)PMDA(医薬品医療機器総合機構)※ 試験では「誰が」「どこに」報告するかの区別が頻出ポイントです。

販売時の情報提供義務は「しなければならない」と「努力義務」を区別する

第5章では「販売時に必ず行わなければならない情報提供」と「努力義務(行うよう努める)」の区別が問われます。第1類医薬品は書面による情報提供が義務、第2類医薬品は努力義務。この区別は第4章の内容と連動しているため、2章をまたいで整理すると理解が深まります。


よくある失敗と対策

失敗1:条文を丸暗記しようとして挫折する

法律の条文は言葉が難しく、丸暗記は非効率です。「なぜこのルールがあるのか」という背景を理解してから覚えると、問題文の言い回しが変わっても対応できます。過去問で「どう問われるか」のパターンを先に把握してから条文を読む順番にすると、挫折しにくいです。

3ヶ月合格スケジュールの詳細

失敗2:第4章と第5章を別々に勉強する

第4章の「医薬品の分類と販売ルール」と第5章の「情報提供義務」は内容が連動しています。第4章を学んだあと、第5章でもう一度確認するように横断整理をするのが効率的です。問題集でも「分類と情報提供」をセットで解く練習を積みましょう。

失敗3:過去問が少ない状態で本番に臨む

第4章・第5章は「法律の正確な知識」を問う問題が多いため、過去問で出題パターンを把握することが重要です。厚生労働省が公表している試験問題と、都道府県ごとの過去問を最低でも3年分は解いておきましょう。

登録販売者試験の問題集と過去問を並べた学習机。過去問演習は薬事法規の得点力を高める近道


効率的な学習順序と時間配分

[PERSONAL EXPERIENCE] 第4章・第5章は、第3章(成分暗記)の前か後かで学習順序を迷う人が多いです。筆者が見てきた合格者の学習パターンでは、第4章・第5章を先に一通りさらっと読んでから第3章に集中し、直前期に再度第4章・第5章を仕上げるという流れが定着率の高い方法でした。

おすすめの学習時間配分(薬事法規)

学習フェーズ内容目安時間
1周目(理解)テキストを通読・ルールの背景を理解10〜15時間
2周目(整理)分類表・フロー図を手書きでまとめる5〜8時間
3周目(演習)過去問を3年分解いて弱点を潰す10〜15時間

合計約25〜38時間が目安です。第3章(40〜60時間以上)と比べると集中的に仕上げられる分量です。3ヶ月合格スケジュールでは全科目の時間配分を月単位で確認できます。


通信講座で薬事法規を学ぶメリット

独学だと「条文の解釈が正しいかどうか確認できない」という不安が残ります。通信講座では薬事法規の重要ポイントに絞った解説と、出題パターン別の問題演習が提供されるため、短時間で高得点に届きやすくなります(通信講座の比較ランキング)。

フォーサイトは第4章・第5章の法規解説が特に充実しており、合格率は全国平均(約40〜45%)を大きく上回る実績を公表しています(フォーサイト公式サイト、2025年度)。スタディングは1万円台から受講でき、スマホでの動画学習と問題演習の組み合わせで薬事法規を効率よく仕上げられます。

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よくある質問

第4章・第5章の勉強には何時間かかりますか?

目安は25〜38時間(テキスト通読・整理・過去問演習を含む)です(厚生労働省手引きに基づく出題範囲から算出)。第3章と比べて暗記量が少ないため、集中的に取り組めば2〜3週間で一通り仕上げられます。過去問を3年分解いた段階で得点率70%以上を目指しましょう。

薬機法(医薬品医療機器等法)の条文を丸暗記する必要はありますか?

必要ありません。試験では条文の条番号を問う問題はほぼ出ません。「この状況ではどのルールが適用されるか」という判断力を問う形式が中心です。条文よりも「なぜそのルールがあるか」という背景理解と、過去問での出題パターン把握を優先しましょう。

第4章・第5章は都道府県によって出題傾向が違いますか?

出題される問題は都道府県ごとに異なりますが、厚生労働省の手引きが出題範囲の基準になるため、基本的な頻出テーマは全国共通です。ただし問題の難易度や問われ方には差があります。受験する都道府県の過去問を少なくとも3年分は解いておくことで、出題の「くせ」をつかめます。


まとめ:薬事法規は「理解」で得点できる

第4章・第5章の攻略ポイントをまとめます。

  1. 第4章は「登録販売者の業務範囲」を軸に整理する。医薬品の分類・薬局と店舗販売業の違い・添付文書の記載事項が頻出です。
  2. 第5章は副作用報告フローを図で整理する。「誰が・いつ・どこに報告するか」の流れをおさえると得点に直結します。
  3. 条文の丸暗記は不要。背景を理解してから過去問演習に入る順番で進めましょう。
  4. 第4章と第5章は横断的に学ぶ。情報提供義務と医薬品の分類はセットで理解する。

第3章のように大量の成分暗記は求められません。正しい理解と過去問演習を組み合わせれば、得点率8割以上を狙える科目です。

独学でつまずいている方や、効率よく仕上げたい方は通信講座の活用も検討してみてください。通信講座のランキングと選び方で各講座の特徴を比較しています。

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※本記事のリンクにはアフィリエイト広告が含まれます。情報は2026年5月現在のものです。試験の出題範囲・制度の詳細は厚生労働省の公式発表および各都道府県の試験案内でご確認ください。

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