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登録販売者 合格後の手続き・登録申請の流れ【2026年版】

最終更新日:2026-05-21

登録販売者試験に合格した後の手続きを解説。登録申請の流れ・必要書類・費用・研修中登録販売者の期間と要件・就職活動のタイミングまで、合格後にやることをすべてまとめました。

登録販売者試験に合格しても、すぐに「登録販売者」として働けるわけではありません。

合格後は都道府県への登録申請が必要です。また、実務経験が不足している場合は「研修中の登録販売者」として一定期間の実務経験を積む必要があります。この記事では、合格後にやるべきことを順番に解説します。

登録販売者の合格通知書と申請書類。合格後は都道府県への登録手続きが必要

ポイントまとめ

  • 合格後は都道府県への販売従事登録が必要(資格として有効になる)
  • 申請先:勤務先が所在する都道府県の担当窓口
  • 研修中登録販売者:直近5年で2年以上の実務経験がない場合に適用
  • 研修中期間:月80時間以上×24ヶ月(=実務経験2年分)が目安
  • 申請費用:都道府県によって異なる(目安:数千円〜数万円)

合格後にやることの全体像

登録販売者試験に合格してから実際に「登録販売者」として店舗管理者になれるまでの流れは以下のとおりです。

合格後のロードマップ

試験合格
  ↓
【Step 1】合格証書の受け取り
  ↓
【Step 2】就職先を決める(または現職で申請準備)
  ↓
【Step 3】販売従事登録の申請(都道府県へ)
  ↓
【Step 4】登録証の受け取り → 「登録販売者」として業務開始
  ↓
  ※実務経験不足の場合は「研修中登録販売者」として勤務
  ↓
【Step 5】実務経験2年以上を満たす → 「正規登録販売者」として管理者要件を満たす

試験合格は「資格取得のスタートライン」であり、ゴールではありません。登録証を受け取って初めて、法的に「登録販売者」として業務に就けます。


Step 1:合格証書の受け取り

試験の合格発表後、都道府県から合格証書(または合格通知)が郵送されます。

合格証書は登録申請時に必要書類の一つとなるため、紛失しないよう保管してください。

合格発表の時期と確認方法はこちらでまとめています。


Step 2:販売従事登録の申請

申請先

登録申請は就職先(勤務予定の店舗)が所在する都道府県の担当窓口に行います。住んでいる都道府県ではなく、「働く場所の都道府県」が申請先です。

複数の都道府県で働く場合は、主に勤務する店舗の都道府県に申請します。

申請に必要な主な書類

都道府県によって多少異なりますが、一般的に以下の書類が必要です。

書類備考
販売従事登録申請書各都道府県の書式(窓口またはウェブサイトで入手)
試験合格証書(のコピーまたは原本)都道府県によって原本・コピーの指定が異なる
戸籍謄本または住民票(本籍記載のもの)発行から3ヶ月以内のもの
精神機能の障害に関する医師の診断書業務に支障がないことの証明(不要な場合もある)
申請手数料都道府県によって異なる(目安:5,000〜10,000円程度)

最新の必要書類は、申請先の都道府県の薬務課(または保健福祉部)のウェブサイトで確認してください。

申請の手順

  1. 就職先を決めるか、現職での申請準備を進める
  2. 勤務先が所在する都道府県の担当窓口(薬務課など)に問い合わせる
  3. 必要書類を揃える(戸籍謄本は市区町村役所で取得)
  4. 窓口に書類を持参または郵送で申請する
  5. 登録証が交付される(交付まで数週間かかることがある)

就職活動と登録申請は並行して進めることができます。採用が決まってから申請書類を揃えると時間がかかるため、合格後なるべく早く住民票などを取得しておくと、採用決定後すぐに申請できます。


研修中登録販売者とは何か

登録販売者試験に合格しても、直近5年間で2年以上の実務経験(月80時間以上の従事)がない場合は、「研修中の登録販売者」として扱われます。

研修中登録販売者の主な制限

項目通常の登録販売者研修中登録販売者
一人での店舗管理可能不可
第2類・第3類医薬品の販売可能可能(ただし管理者が別に必要)
店舗管理者としての登録可能(要件を満たせば)不可

研修中の期間は、薬剤師または正規の登録販売者のもとで業務を行うことが求められます。ドラッグストアなどに就職すれば、先輩の管理のもとで販売業務に携わりながら実務経験を積めます。

実務経験の要件

研修中登録販売者から「正規の登録販売者」になるための実務経験の要件は以下のとおりです(2021年8月の改正後)。

  • 直近5年以内
  • 通算2年以上の実務経験(1年で合計960時間以上

月80時間以上の従事が目安とされています。フルタイムで勤務すれば2年程度で要件を満たせます。


薬局のレジカウンターで接客対応している登録販売者。実務経験を積みながら正規の登録販売者を目指す

登録証取得後の就職活動

就職活動のタイミング

試験合格後、登録証の取得を待ってから就職活動を始める必要はありません。多くのドラッグストア・薬局は**「試験合格済み・申請予定」でも採用活動を進めています**。

就職活動のポイントは以下のとおりです。

  • 合格発表後すぐに求人を探し始める(特に年末・年度末の合格シーズンは求人が動く)
  • 「研修中」でも積極採用しているドラッグストアチェーンが多い
  • 登録証の有無より「資格保有(または取得予定)」で採用判断される場合が多い

主な就職先

就職先特徴
ドラッグストア(チェーン)求人数最多・研修中でも採用多い
調剤薬局OTC医薬品販売と調剤補助を兼務
コンビニエンスストア薬販売対応コンビニで勤務
スーパー・ホームセンター医薬品売り場担当
個人経営の薬局少人数・丁寧な指導を受けやすい

登録販売者の就職・転職事情はこちらでもまとめています。


よくある質問

合格してから登録証が届くまでどのくらいかかりますか?

申請書類の提出から登録証の交付まで、2週間〜1ヶ月程度が目安です。書類の不備がある場合はさらに時間がかかるため、書類を揃えたら早めに申請することをおすすめします。

他の都道府県に引っ越した場合、登録証は変更が必要ですか?

はい、勤務先が変わる(別の都道府県になる)場合は、新しい都道府県への販売従事登録が必要になります。転居・転職の際は早めに確認してください。

研修中期間中に一人で医薬品を販売することはできますか?

一人での第2類・第3類医薬品の販売対応自体は可能ですが、管理者として店舗を管理することはできません。実務上は薬剤師または正規の登録販売者が同じ店舗にいることが必要です。

実務経験が2年に満たないまま何年も経つとどうなりますか?

直近5年の間に2年分の実務経験を満たせない場合は、再度「研修中」の状態に戻ることがあります。資格の有効期限はありませんが、店舗管理者要件を維持するには実務経験の継続が必要です。


まとめ:合格後は「登録申請→就職→実務経験」の3ステップ

登録販売者試験に合格した後の流れをまとめます。

合格後の3ステップ

  1. 都道府県に販売従事登録を申請(就職先が決まり次第、または同時進行で)
  2. 登録証を受け取り、正式に登録販売者として業務を開始
  3. 実務経験2年分を積んで、店舗管理者要件を満たす(研修中の場合)

まず合格証書を受け取ったら、就職先探しと並行して申請書類の準備を進めましょう。就職先のドラッグストアや薬局が申請手続きをサポートしてくれる場合もあります。

登録販売者の仕事内容・役割はこちらでまとめています。

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※本記事のリンクにはアフィリエイト広告が含まれます。情報は2026年5月現在のものです。申請手続きの詳細は各都道府県の担当窓口にご確認ください。

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