SCSAs試験とは
SCSAs資格とはサンマイクロシステムズが提供する2008年10月に開始された歴史の浅い資格です。
Sun認定Unix(Solaris)アソシエイツ[Sun Certified Solaris Associate]資格とも表記されます。
同じSunのSolaris系の資格にはSCNAやSCSA・SCSecAなどがありますが、比較的難易度は高いです。
近年Unixの人気を高まっていることもあってUnix初級者向けの資格としてUnix(solaris)アソシエイツが開始しました。
SCSAs資格の位置づけとしては
「 SCSAsは、(ログイン、ログアウト、ファイル・ディレクトリ管理、ファイルのパーミッション、EDITORによるファイル作成と修正、Shellを用いたしたUSER作業環境の構築、ファイルのアーカイブ、リモートコマンド、シェルスクリプト)など、Solaris・UNIX・Linuxシステムを扱うための基礎的なコマンドの使用方法、それらの概念について知識を問うユーザー向けの資格である。」
とあります。
サンマイクロシステムズはSCSAsをSCSAやSCNAなど、UNIX・Linuxに関する上位資格取得へのステップとしての資格として浸透させたい考えです。
SCSAs取得のための費用もSun認定資格の中では安いほうの受験料21,000円です。
一科目受講だけでいいし、合格ラインも低いのでかなり取りやすい部類です。
LPICよりも取得しやすいので、LINUX・UNIX系に興味があってとりあえずなにか資格を取得したい人にはうってつけですね。
[SCSAsの試験概要]
問題数 : 52問
合格ライン : 正答率50%以上
出題形式 : 選択方式
試験時間 : 90分
受験代金 : 21,000円(税込)
出題内容 : →公式サイトで確認
試験会場 : プロメトリック認定試験会場
推奨コース : Unix(Solaris10)入門
[SCSAs取得の対象とする人]
- Solarisなどの商用UNIX上において、ウィンドウシステム、コマンド使用などで、ユーザーとして作業を行うオペレーター
- システム管理者を目指す人
- 将来、SCSA(Sun Certified System Administrator)資格の取得を目指す人
[必要なスキルレベル]
Solaris、およびUNIX/Linux上における基礎的なスキル
- ログイン、ログアウト
- マニュアルの参照
- ファイルとディレクトリ管理(コピー、移動、編集、削除など)
- viエディタ
- シェル機能の活用(シェル変数と環境変数、ヒストリ機能、リダイレクション、ジョブ管理、エイリアスなど)
- ファイル、ディレクトリに対するパーミッションの管理
- ACL:Access Control List の設定
- ファイルやディレクトリの検索
- プロセスのコントロール
- シェルスクリプトの作成と実行
- ファイルアーカイブ、圧縮、解凍操作
- リモート接続、ファイル転送
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2009年6月 5日||トラックバック (0)
カテゴリー:SCSAs
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