Crammedia問題集にて人気のLinux資格LPICのレベル3-302Mixed Environment Examの提供が新規に開始されました。
LPIC-302試験は301のLPICレベル3Coreを取得していることが条件になります。
302試験はレベル3の中でも上位(Specialty)に属する試験でほかに303,304もありますが302では「Linux、Windows、Unixなどによる混在環境のシステム設計や構築ができ、複数のシステムを認証統合できる。」ことを目指している試験です。
そもそも302試験を受ける人も少ないでしょうが301Coreもクラムメディアで提供されていますし、効率てきな試験勉強ができるようになりそうです。
クラムメディアでは302の新規提供を記念して現在は302試験が50%と半額になっています。
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117-101を受験し、合格しました。
使用したのは下記の問題集・参考書です。
・インプレス 徹底攻略問題集
・インプレス 徹底攻略教科書
・Linux教科書 LPICレベル1 第5版
・クラムメディア問題集 更新版
基本的にLPICは暗記物なのでどれだけ覚えているかが重要です。
試験は全部で60問でファイル名やコマンド名を入力するような問題もありました。
入力問題は全部で10問もなかったと思います。
的中率・合格率に定評のあるクラムメディア問題集をやり込んでいたので試験では余裕を持って望むことができました。
的中率は60%-70%ぐらいだったと思います。
インプレスの徹底攻略問題集からも数問同一の問題が出題されました。
中には事細かにオプションについて問うような意地の悪い問題もありました。(viのオプションはかなり細かく覚えていたほうが良いです。)
問題としてはコマンドの種類や役割、rpm、apt-getなどのパッケージ管理、grubやliloについてなど、問題集で学んだことが満遍なく出題されました。
レベルとしては覚えるだけですが、細かく問われることも多く、インプレス問題集だけでは合格は難しいと感じました。
もちろん問題以外の部分解説もきっちりと覚えこんでいけばインプレス問題集だけでも合格は可能かもしれません。
自分の勉強方としてはまず、クラムメディア問題集をやりこんで実際にコマンド等も入力して覚えていくことを徹底しました。
やはり実際にコマンドを通してみないとなかなか記憶として定着しません。
LINUXのディストリビューションによって設定ファイルが違ったりコマンドが入ってなかったりするのがまたややこしいです。
とりあえずRedHat系とDebian系をそれぞれ用意しているほうがいいかも。
自分の場合はUbuntuをmyPCで持っていてさくらインターネットのVPSも借りててそこではCentOSを入れてるので勉強する環境には困りませんでした。
あと、コマンドは英語の略になっているので何の略かをあわせ覚えると覚えやすいです。
duは'Disk Used'、dfは'Disk Free'などといった感じです。
そういった意味ではインプレスのLPIC教科書はコマンドの略もある程度載っているのでよかったです。
インプレス社の参考書・問題集とクラムメディアをしっかりやればまず合格はできると思います。
→インプレス 徹底攻略問題集
→インプレス 徹底攻略教科書 →
Linux教科書 LPICレベル1 第5版
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117-102を受験し、合格しました。
結果は730点で点数的には余裕がありました。
101試験同様、使用したのは下記の問題集・参考書です。
102試験では101で勉強したところもそこそこ役に立ってたのである程度余裕を持って試験勉強もできました。
基本的に102試験も暗記物中心で中にはファイルをフルパスで記述するような厳しい問題もありました。
今回も結果的にはCrammedia問題集が大活躍でインプレスの参考書・問題集だけだとまず落ちていただろうなという感じでした。
インプレスからも同様の問題がでることも少しありましたが、いかんせんボリューム不足という感が否めません。
参考書・問題集に載っていないんじゃないか?というような細かい問題もまあまあ出題されてました。
クラムメディアは101試験同様60%前後の的中率だったかな?
問題が同じでも微妙に数値が違っていたり、問題文に含まれていた部分が解答部分に回っていたりした問題もありました。
クラムメディア対策?と思ったりもしましたが、ただ問題のレパートリーが多いだけなんでしょうね。
そのような問題が3,4問あったので丸暗記で望むのは危険だなと思いました。
試験範囲から満遍なく出題されている感じでSSH,HTTPS等の代表的なserviceのウェルノウンポートの番号、/etcのhosts,resolv.conf,nsswitch.conf等の役割や書式、emacspeakあたりは確実に出題されるところです。
確実に合格するにはCrammediaを中心に勉強して足りない部分はLPIC教科書やインプレスの参考書などで補完するやり方がベストかと思います。
linux初心者からの学習だとLPIC教科書やインプレス参考書だけではよほど興味があって実機を触りまくらないと厳しいと思います。
まあ合格ラインがさほど高くないので合格はできないことはないと思いますが。
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LPICの受験は以前はプロメトリックテストセンターで受験する流れでしたが2012年7月よりピアソンVUEでの受験のみとなります。
Oracle関連のIT試験の受験も
ピアソンVUEのみとなっていたのでピアソン化が進んでいるのかもしれませんね。
基本的にはプロメトリックのときと受験方法の手順は同じで下記のようになります。
1. ピアソンVUEに新規ユーザー登録
2. 受験日・会場を選択
3. 選択した会場で受験
以上のような流れになります。
詳しくは下記サイトを参考にしてください。
受験代金はピアソンVUEでの受験予約時にクレジットカードで払ったりバウチャーチケットを利用します。
ピアソンVUEで支払いを行うと基本的に受験料が定価となるので割り引きの聞くバウチャーチケットがオススメです。
楽天市場のIT試験ドットコムというバウチャーチケットやIT系教育ソフトを扱う専門店で購入するのが一般的です。
割引がある商品が多いし、楽天ポイントが付くのでかなりお得。
即日発送してくれるし、領収書も発行してくれます。
受験チケット・バウチャーチケットについては下記を参考にしてください。
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ただ、受験人数と受験合格者数が公表されているのである程度の指標にはなると思います。
世界的にみるとおおよそ30万人受験で10万が認定されている。
日本国内でみるとおおよそ18万5千人が受験して6万5千人が合格しているということになります。
(2012年5月現在)
単純計算でいうとLPIC試験は30%台の合格率となりますが、これらの数値はLPICレベル1,レベル2,レベル3すべてを含めた数値なので一概には言えません。
当然上位の試験ほど合格率は低くなるはずです。
しかも累計の数値なので、試験の難易度の変化等も考慮されていません。
それらを考慮してもLPICレベル1でもいいとこ40%-60%前後ぐらいの合格率になるのかなと思います。
実際レベル1は取得しましたが、全く余裕のある難易度であるとは言い難く、合格率50%であったとしても妥当かなと思います。
一般的な黒本、あずき本を読んでも一通り軽く流し読みする感じだと間違いなく撃沈すると思うし、サーバー管理者であったとしてもファイルのパスやコマンドのオプションを事細かに暗記している人はかなり少ないでしょう。
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LPICは下記レベル1-3に分かれており、それぞれ該当の科目に合格することで認定を受けることができます。
合格ラインは基本的に(200-800点満点)の500点以上になります。
単純計算だと60問で600点なので正答率50%で合格となりますが一概に1問10点とは言えず複雑な採点方法を採用しているみたいです。
受験した感じだと60%ほど正答率があればまず合格は可能かと思われます。
・LPICレベル1
下記2試験に合格することでレベル1の認定を受けることができます。
(*)受験の順番はどちらからでも可能
LPI Level1 Exam 101
試験時間 : 90分
問題数 : 60問
受験料 : 15,750円(税込)
合格ライン : 500点以上(200-800点満点)
LPI Level1 Exam 102
試験時間 : 90分
問題数 : 60問
受験料 : 15,750円(税込)
合格ライン : 500点以上(200-800点満点)
・LPICレベル2
下記2試験に合格することでレベル2の認定を受けることができます。
(*)受験の順番はどちらからでも可能、Level1がなくても受験・合格は可能だがLevel1がないと"認 定"にはならない。(Level3も同様)
LPI Level2 Exam 201
試験時間 : 90分
問題数 : 60問
受験料 : 15,750円(税込)
合格ライン : 500点以上(200-800点満点)
LPI Level1 Exam 202
試験時間 : 90分
問題数 : 60問
受験料 : 15,750円(税込)
合格ライン : 500点以上(200-800点満点)
・LPICレベル3
LPICレベル3Coreに合格するとLPICレベル3と認定、以下3つのSpecialty試験がある。
レベル3Core合格後、さらに上位を目指す人は業務に合わせてSpecialty試験を受験するようです。
Specialty試験は将来さらに増える模様。
LPI Level3 Exam 301
試験時間 : 90分
問題数 : 60問
受験料 : 31,500円(税込)
LPI Level3 Exam 302
試験時間 : 90分
問題数 : 60問
受験料 : 21,000円(税込)
LPI Level3 Exam 303
試験時間 : 90分
問題数 : 60問
受験料 : 21,000円(税込)
LPI Level3 Exam 304
試験時間 : 90分
問題数 : 60問
受験料 : 21,000円(税込)
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LPICレベル1の101,102に合格して認定証が到着しました。
LPI公式サイトには2-4週間と書いてあったのでだいたいその通り(3週間で到着)。
特に合格後なにか手続きをする必要はなく、合格したら勝手に認定証を送付してくれます。
開けてみると
・認定証
・認定証カード
・ロゴマーク
・その他お知らせ等々
が入っていました。
認定証カードには有意性の期限も記載されているのでこれがあればいつ期限が切れるのかわかりやすいかな。
基本的に合格を証明するといっても資格手当て申請時の証拠品として使用するぐらいしかないと思いますが・・(^^;
期限が切れる前にまた上位の資格取らないとなぁ・・
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NPO法人/Linux技術者認定機関「LPI」(本部:カナダ)が実施している全世界共通・世界最大規模・最高品質の「Linux技術者認定制度」です。
LPICは大きく以下の3つのレベルに分かれています。
- LPICレベル1 -- サーバー運用管理レベル
- LPICレベル2 -- ネットワークシステム構築レベル
- LPICレベル3 -- エンタープライズシステム構築レベル
特徴1
LPICはグローバル(世界標準資格)なので基本的に世界で通用する資格
特徴2
LPIC はLinuxの技術力を中立・公正に判定する試験
LPICはベンダーやディストリビューションに全く依存せず、常に中立公正な立場でより幅広い見地からLinux技術力を評価
特徴3
LPICは2011年9月末の時点で全世界で30万人以上が受験し、10万人以上の認定者が生まれている
これはLinux技術者認定試験では世界最大
(*)LPICは2012年3月には日本国内での累計受験者数が18万2千人を突破
▲LPICの将来性
サーバー関連は安定性のあるLinuxが採用されることも多く、近年では個人で利用するVPSも浸透しつつあるのでLinuxの需要は年々高まっているといえます。
最近見た日経Linuxでも海外の話ですがLinux技術者の需要がかなり高まっていると記載されていました。日本でも需要が下がることはまず無いでしょう。
日経コンピュータ(2011年12月号)の「いる資格 いらない資格」では下記3冠を獲得
「最もキャリアアップにつながった資格」-- 1位
「最も実務で生かせた資格」で -- 1位
「今後取得を目指す資格」で6年連続 -- 1位
LPICを取得することで、技術力を上司や就職先や顧客にアピールすることができ、待遇面や就転職
で有利に働くことが期待されます。
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LPIC資格には再認定ポリシー(有意性の期限)とがあります。
CISCO(シスコ)の資格のように資格に有効期限があるというものです。
これは資格認定を受けた日から一定期間が経過すると「有意性の期限」が失効した状態となり、
資格のステータスが「INACTIVE」となってしまいます。
(INACTIVEは"無活動"とか"使用されていない"とかの意味がある単語)
あくまで資格の取り消しとか無効になったりすることではないようですが、常にステータスが有効「ACTIVE」であることが望ましいようです。
あと、LPICレベル1がINACTIVEの状態だとLPICレベル2が受験できないなど、上位試験が受験できなくなります。
LPICレベル1がINACTIVEになると再度レベル1を受験して認定を受けてからレベル2の受験という流れになります。
■LPIC試験の更新方法
LPICの再認定ポリシーを更新するには有効期限内(ACTIVEの状態のうち)に再度同一レベルの試験を受験して合格するか上位資格を受験して合格するということになります。
LPICレベル1を持っている場合は合格日から5年以内にLPICレベル2を取得するか再度LPICレベル1を受験して期限を更新するかになります。
基本的には上位資格を狙っていくほうがよさそうですかね。
ちなみにLEVEL2を取得するとLEVEL1のステータスも更新されるように下位レベルの資格も5年間更新されるようです。
5年間じゃ受験内容に大幅な変化はなさそうだし、上位を狙っていくほうがスキルアップにもなりそうですしね。
これらのLPIC資格の再認定ポリシー(有意性の期限)は公式サイトに詳しく記載されています。
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2012年7月1日よりLPIC試験の配信がピアソンVUEへと移行しました。
いままではプロメトリックでの受験がメインでしたが、完全にピアソンだけとなります。
個人的にはプロメトリックの会場の方が選択肢が多かったので非常に残念。
試験に関しては受験会場が変わるだけで特に変更はありません。
楽天IT試験ドットコムでは、一時販売を停止していましたが、販売を再開しています。
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