中国語検定4級合格にオススメの参考書
2011年6月26日に中国語検定4級を受験し、無事合格しました。
中国語検定4級合格に役立った参考書等を列挙します。
期間は結構あったので割といろいろな参考書をやってみた。
下記に今回チャレンジした過去問・参考書を列挙してみました。
全部隅々までやったわけじゃないけど、一通りやりました。。
まず、iphoneアプリ イーチャイナの「中検トレーニング」・・論外・・・
値段が安い(700円)から購入したけど、後付みたいに過去問の種類を増やすたびに課金されるのが痛い。
解説も正直いいかげんレベル、なぜそうなるのか等の解説がなく、ただ答えを羅列しただけ。
4級程度じゃ解説する必要もないと思われてるのかもしれないけど、いい印象は持たなかった。
リスニングも自社で録音してるのか知らないけど雑音が入ってたりで気分が悪かった。
とりあえずこの販売元のアプリは今後一切購入しないだろう。(アプリの評価が高いのが甚だ疑問)
●合格奪取!中国語検定4級 トレーニングブック
なかなかよかった、今回やった参考書では一番。
一問一答・単語・文法・長文リスニング・模擬試験とあるけど、うまく試験範囲を網羅してある感じで優秀な部類。
気になったのは[2章単語]でただ覚えるためだけに単語を列挙してるんだけど、ピンインが振ってなかったのがマイナス。
いちいち辞典で調べる羽目になるので最初から振っててほしかった。
あと、長文の難易度がやや低めの気がした。
ほとんどが1分以内の短い文章で唯一模擬試験の長文2問目が1分半ぐらいあったけど内容がかなり簡単だった。
長文リスニングに関しては他参考書や過去問も学習するのが必須かな、でも第71回からは長文難易度が簡単になってるので問題ないかも。
文法はボリュームあり、日中訳も多分に用意されており、文法に関してはこの1冊だけでも十分ともいえる。
全体的にまとまりがあり、1冊やりきるとかなりの地力強化になるだろう。
中国語検定準4級の合格にお世話になった一冊。
本書の後半部分が4級試験対策になっているんだけど、文法の解説も丁寧で相変わらず役には立つ。
ただ、準4級・4級が1冊にまとまってるので問題数が少なくこれ一冊だけでは試験は厳しそう。
ウォーミングアップ的な感じで使うのが良いのでは。
[過去問いろいろ]
過去問も数年分やりましたが、毎年ある程度問題が似通ったものも出題されるのでやってみて損が無いです。
解説も丁寧に解説してくれてるので、困ることはないでしょう。
過去問は時間に余裕がある限りやるべし。
[4級試験勉強を終えて・・]
一通りやってみて思ったのは、中国語検定4級のレベルがある程度上下しているように感じた。
2003年あたりの過去問をやったときは、「全然簡単だな、4級ってたいしたことないんじゃないの?」
って思ってたけど、第68-70回ぐらいのをやってみると「・・・・・・・。」って感じで全然難しく感じた。
特にリスニングの長文問題が難しかった。
まず問題文の長さが既に違う、第68-70回以外は1問1分程度が主流みたいだったけど第68-70回は1問2分近くある。
文中に出てくる単語もあまり聞きなれないものも多くあり、文のシチュエーションも毎回散らしてあるみたいで法則性がなく、いっそう難しく感じた。
(*)補足
問題を難しく感じたのは第68-70回の試験だけど、第71,第72回,第74回はまた問題が易しくなっている。
合格率が68回-70回は40%前後だったのに大して71,72,74回は50%を超えてるので難易度が落ちたのはあきらか。
[個人的長文対策]
私の長文リスニングでの対策ですが、とりあえず登場人物を列挙して人物に対して年齢や職場、学校、特技等の属性を矢印等でメモしていくやり方でいつもやっています。
1分ぐらいならなんとかメモなしで記憶できる時もありますが、2分近くになると暗記するのは結構大変ですからね。
長文リスニングでは特定の人物に対しての設問が中心なので効果的だと思います。